測定を考える
ハミルトン社 ORP電極 pHと変わらない品質と校正
銀/塩化銀基準電極、プラチナ作用電極
ハミルトン社ではバイオ、食品向けにセンサーの供給を行う中、近年の酸化還元電位測定(ORP)の重要性を受け、pH同様の高い耐久性・精度
のある種々電極の提供を行っています。またより安定した精度管理を行えるよう標準液を用意しています。
電極特徴
基本構造
比較電極は銀・塩化銀電極を採用し、作用極はプラチナリングあるいはプラチナ線を採用しています。
銀イオン溶出防止
比較電極からの溶出防止にはpH同様ハミルトン社エバーレフ保護機能を採用しています。
これにより比較電極からの銀イオン溶出を防止しています。
内部電解液
pH同様ゲルタイプ、ポリマータイプが用途に応じ採用されています。
液絡部
液絡部設計はpHで培われた実績ある隔膜が採用されています。バイオ、食品用途のHPコートラミック、排水処理向けのシングルポアが
用意されています。
品質証明
pH電極同様一本一本の電極は感度、精度検査成績書が添付されます。
校正液 精度・品質を確かめるために
ORP校正をより正確に行えるようにするため、ハミルトン社ではORP校正用標準液を提供するようにしています。
ORPは絶対基準がないためメーカーあるいは試薬メーカーにより標準が提供され校正が行われています。このため標準液の条件が
異なった場合、センサーの測定精度、品質の管理が困難になる問題があります。この問題に対しハミルトン社は調整済みの独自の校正液
を用意しORPの精度管理の課題を改善しています。紹介ページはこちら
特徴
・ 2年間の保存が可能(専用ボトルのため開封しても期間は変わりません)
・ pH電極と同じように管理できる計量カップ付き保存容器で提供
・ 標準液は直線性も検証可能なように+271(±5) mVと+475(±5) mVの二種類を用意
・ pHバッファー液同様、温度と電位の表がボトルに印刷されています。
上記の特徴により無駄なく使い切ることができます。
代表的なORP電極シリーズ
● 高い耐久性を持つスタンダード電極 イージーファーム プラス ORP
伝送機能内蔵型アークシリーズ イージーファームORP アーク
● 化学薬品、目詰まりを起こしやすいプロセスに最適 ポリライトプラス ORP
伝送機能内蔵型アークシリーズ ポリライトORP アーク
測定形式の種類
*紹介されているORP電極以外にも用意されています。その際は用途により選定いたしております。お気軽にお問い合わせ下さい。
電極長さはプロセスに合わせ 120mm、160mm、225mm、325mm、425mmがあります。
関連資料
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